脱毛に悩むがん治療患者や中高年の女性を美容面からケアする事業を、京都市の同志社大大学院生が始めた。美容師資格を生かし、かつら(ウィッグ)の調整やメークを手助けする。自らも脱毛症の経験があり、病気や外見の変化でふさぎ込む女性を「美容の力で元気付けたい」と話す。
総合政策科学研究科の三田果菜さん(26)。中京区の町家を拠点に今年から本格的にサービスを開始した。
手掛けるのはウィッグの販売、レンタルや手入れ、地毛のカット、メークなど。三田さんや脱毛症経験がある女性が相談に乗り、自宅や入院先にも出向く。「友人に知られたくない」という年配女性のため、旅行中にずれないようウィッグとヘアバンドを縫いつけるなど、本人の希望に沿うよう心掛けている。
三田さんは、海外留学後に復学した日本の高校生活になじめず、ストレスから19歳で3度の脱毛症を経験。最大3分の2の頭髪が抜け落ちたが、髪型を工夫して隠せば人前に出るのが怖くなくなった。抗がん剤の副作用で脱毛した近親者がウィッグを着けて働く姿にも美容の持つ力を実感。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100219-00000024-kyt-l26
