高度成長期に建てられ、高齢化が進む板橋区のマンモス団地「高島平団地」の高齢者たちを支え続けてきたボランティア団体「助け合いの会」(依田英二代表)が、支え手となる活動会員の高齢化に頭を悩ませている。設立7年を迎えて多くが70代後半に突入し、身体の不調から活動をやめる人も目立ってきた。しかし若い住民に協力を呼びかけても頼りにならないのが実情だという。
「助け合いの会」は平成14年に高島平二町目団地自治会が設立した。子供世代が巣立ち、団地には1人暮らし高齢者が増えてきたため、家事や電球替えなど日常生活に困る高齢者が相次いだ。そこで30分250円を支払うことで、元気な活動会員に助けてもらえる仕組みを作った。
しかしここ数年、活動会員に病気の人や要介護者などが増え、利用会員にまわるケースが目立つようになってきた。その上に活動会員が行わなければならない仕事に、介護の付き添いが約8倍に増えた。介護の付き添いには、車いすを押すなどの力が必要。しかし70代後半の高齢者にとっては体力的に限界だ。このため若者にも参加を呼びかけているが申し込みはない。
一方で、同団地内では5年前から地元の大東文化大学が主体となり、団地住民との共生をめざす「高島平再生プロジェクト」(現・みらいネット高島平)が実施され、団地内に住む学生も二十数人いる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091210-00000074-san-soci
