■体力衰え…次に見えるものは
日本の映画界を代表する美術監督の木村威夫が91歳で手がけた監督作「黄金花(おうごんか)-秘すれば花、死すれば蝶(ちょう)」が、東京・新宿のシネマート新宿などで公開されている。孤独な人々が身を寄せる老人ホームを舞台にした群像劇で、主人公の植物学者を原田芳雄(69)が演じている。
映画では80歳の誕生日を祝ってもらう役だが、実際は来年2月で70歳。「この年になったら、もう老け役って言わないんだよ」と笑う。
原田演じる牧博士が暮らす老人ホームは、元役者や自称映画女優らが同居している。牧博士は偶然見つけた泉で、長年探し求めていた不老不死の花「黄金花」を目撃する。その日を境に、封印したはずの青年時代の記憶の断片が大きな渦となって押し寄せてくる。
木村監督は前作「夢のまにまに」で世界最高齢での長編監督デビューとしてギネスに認定された。今回が2作目となるが、「なんであんなにみずみずしいんでしょうね。現場で際限なく発想があふれてくるあのエネルギーはすごい」と原田は舌を巻く。
木村監督は今回、回転舞台の上で人の一生を走馬燈のように見せる斬新な手法に挑戦している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091204-00000044-san-ent
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