日本人夫婦のセックスレスや出生率の低下が指摘される中、ドイツの製薬会社が女性の性欲を高める新薬「フリバンセリン」の開発を進めている。米ファイザーの男性用性的不能(ED)治療薬「バイアグラ」とは異なり、セックスへの精神的な効果が期待できるという。10年前のバイアグラ同様、日本でも論議を呼びそうだ。(草下健夫)
◆価値観次第で普及
フリバンセリンは、ドイツの製薬会社「ベーリンガーインゲルハイム」が研究中。同社の資料によると、ドーパミンなどの神経伝達物質に作用するなどして健康な性的反応を促すという。
同社は今月16日、フランス・リヨンで開かれた欧州性医学会議で臨床試験の結果を発表した。臨床試験は1378人の性的欲求低下障害を持つ閉経前の女性に24週間にわたって実施。満足のいく性的経験をした被験者が、偽薬を与えた被験者より多かったという。
フリバンセリンが将来、日本で認可された場合、普及するのか。
「本当に性的欲求を起こすなら、良いものになるだろう」と期待するのは、日本性科学会の野末源一名誉副理事長(産婦人科)。ただ、文化的要因も左右するとし、「日本は西欧より性に関して自由がなく、心の底では恥ずかしさから解放されたいと願う女性も多い。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091128-00000049-san-soci
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